さて、今回は発送方法についてご紹介していきます。
迷いがちな発送について、おすすめの方法から送料設定のポイントまで確認していきましょう。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
送料の設定
気になる送料ですが、国によって使える発送方法が違ったり、料金も異なってきます。
発送は、日本郵便の利用をお勧めしています。
日本郵便送料表というのが、重さやかかる日数、国、料金を詳しく記載されているので、参考にしてみて下さい。
下記の表は、日本郵便料金表の一部抜粋したものです。
※商材が決まってきて、よく発送する商品の重さによってはFedEx、UPSなどの利用も考えるといいでしょう。
送料設定のポイント
送料設定のポイントは、海外の商習慣では送料=実費ではないということです。
送料=実際の送料+梱包材費+梱包手数料と考えられています。
その為、バイヤ-に提示する送料は、実際の送料より高くても問題ないですし、セラーによって送料設定はそれぞれです。
慣れるまでは同じ商品を販売しているセラーの送料設定と真似していくといいですよ。
どんな発送方法がおすすめ?
国際発送の方法には、さまざまなものがありますが、私のお勧めの日本郵便の発送方法をいくつか解説していきます。
うまく利用して、慣れておくとスムーズに進みます。
1:SAL便
SAL便とは、国際小包の中でも、航空機の空きスペースを有効活用することにより、船便より速く、航空便より安いサービスです。
メリットは、料金が安く、船便ほど日数がかかりません。
ただし、追跡番号なし、保険なしというところに注意しましょう。
このSAL便は、ダイソ-商品など安価なもので、最悪、商品が届かなくて返金となってもいいくらいの価格のものに向いています。
私も、5000円以下の商品はSAL便で送ることもあります。
SAL便
到着までの日数:14日~40日程度
送料:アメリカの場合は、500gまでで580円
2:SAL便書留
SAL便に書留サービスを追加することもできます。この書留サービスは、通常のSALの代金+410円で発送可能です。
(書留とは、郵便物の引き受けおよび配達を記録し、万一、郵便物が壊れたり、届かなかった場合に、一定の損害要償額の範囲内で、実損額を賠償するサービスです。)
このSAL便書留にすると、追跡サービス(一部の国でできないところもあり)と6,000円を限度に補償を受けることもできます。
送料は安く、追跡や保険付きで送れるので、安心お得なサービスと言えるでしょう。
SAL便書留
到着までの日数:14日程度
送料:アメリカの場合は、500gまでで990円
3:国際eパケットとeパケットライト
国際eパケットとは、「国際郵便マイページサービス」のオンラインシッピングツールで専用の国際eパケットラベル一式を印刷することで、国際書留付き航空小型包装物の料金が割安となるサービスです。
2kgまでの小形物品をEMS(国際スピード郵便)や航空便扱いの書留付き小形包装物より安く送ることができます。
また追跡付き、6,000円までの補償ありの保険もついていて安心の大きなメリットがありますね。
国際eパケット
到着までの日数7日~14日
送料:アメリカの場合は、500gまでで1,235円
国際eパケットと国際eパケットライトの違い
国際eパケットとよく似たサービスに、国際eパケットライトというものがあります。
これは、配送状況を追跡サービスにより確認できるSAL便扱いの小形包装物(2kgまでの小形物品)で、配達の際は受取人の郵便受箱に配達します。
「国際郵便マイページサービス」のオンラインシッピングツールで専用の国際eパケットライトラベル一式を印刷することでご利用いただけます。
※名あて国の状況によっては、追跡サービスが提供できない場合があります。
国際eパケットとの大きな違いは、eパケットライトのほうは、SAL便を利用するので、より安い送料になります。
国際eパケットライト
到着までの日数:14日~21日程度
送料:アメリカの場合は、500gまでで870円
4:EMS(国際スピード郵便)
EMSは、世界120以上の国や地域に30kgまでの書類やお荷物を安心、簡単、便利に送れる国際郵便で最速のサービスです。
追跡サービス付き、また保険ありのサービスですが、料金は他に比べて高くなります。
高額な商品で全額保険適用したい時はEMSがおすすめです。
EMS(国際スピード郵便)
到着までの日数:3日~7日程度
送料:アメリカの場合は、500gまでで2,000円
ちなみに、全額保証する場合は、保険は追加料金がかかります。
EMSの損害賠償制度とは、
- 万が一、EMSが壊れて到着した、内容品が不足しているなどの場合、最高200万円を限度とする実損額を賠償する制度。
- 内容品の価格が2万円を超える場合は、EMSを出す際に内容品の価格に応じた損害要償額を設定。
例えば、商品代金が20万円の場合は、最高補償額20万円までの補償をつけると、追加料金が450円で設定可能です。
案外安く保険がつけられるので、迷った時にはつけておくといいでしょう。
国際発送の注意点
外国あて郵便物(信書のみを内容とするものを除きます)は、通関手続を経て外国へ発送されます。
その通関手続は、内容品の合計価格によって次の2通りの方式となります。
1. 内容商品の合計が20万円未満の場合は、自身での輸出申告は必要ありません。
2. 内容商品が20万円以上の場合は、自身による輸出申告が必要です。
商品代金が20万円以上の場合は通関手数料は、商品や国によって異なります。
参照:日本郵便
まとめ
今回は、送料や発送方法についてご紹介しました。
商品の重さや送る国によって詳細が変わってきますので、臨機応変に対応していけるといいですね。