こんにちは。井上です。
さて、今回は前回の「ebay商品に初めて出品する」の続きです。
送料の設定を詳しく見ていきましょう。
この送料の設定で利益がうまくでる場合や
でない場合が変わってくるので、とても大事なポイントです。
それでは、解説していきます。
1:Shipping details(発送の詳細)
前回からの引き続きのページで、「Shipping details」(発送の詳細)の情報を埋めていきます。
この「Shipping details」は、それぞれ下記の通りです。
それぞれのポイントをさらに見ていきましょう。
- Domestic shipping=アメリカ国内の送料設定
- International shipping=アメリカ以外の国の送料設定
1:Domestic shipping(国内発送)の設定
アメリカ国内発送の場合の「Domestic shipping」を記入していきましょう。
「Services」は発送方法を1つ選択します。
色々な選択肢がありますが、日本からの発送の場合、以下の3つのどれかを選択します。
利用する発送方法に応じてServiceを選択します。日本郵便の発送方法に近いものは、下記の通りです。
- Economy shipping from outside US〔SAL便 または、SAL書留〕
- Standard shipping from outside US〔航空便、eパケット、eパケットライト〕
- Expedited shipping from outside US〔EMS〕
「Cost」は商品1つあたりの送料を設定します。
下記のような場合はそれぞれ設定してください。
● Each additional:在庫を2個以上で出品し
落札者が複数購入した場合の、1つあたりの追加料金を設定します。
Each Additonalの欄が表示されたら、Domestic shippingは入力が必須です。
※金額は送料が8ドルならEach Additonalも8ドルの入力でいいかと思います。
● Offer additional service:発送方法を追加設定する場合にクリックします。
→欄を削除するときはRemove Serviceをクリックで欄が消えます
※発送方法は、必ずしも上記3種類全てを設定しなくても構いません。
ダイソ-商品ですので、1行目にSAL,2行名にEMSを設定するとよいでしょう。
追跡番号がついていないと不安な方は、
1行目にSAL書留、2行目にEMSの設定をしてもいいかと思います。
2:International shipping(国際発送)の設定
アメリカ国外発送の場合の「International shipping」を記入していきましょう。
「Ships to」は、発送可能地域を1つ選択します。
「Services」は発送方法を1つ選択します。
色々な選択肢がありますが、
日本からの発送の場合、以下の3つのどれかを選択します。
利用する発送方法に応じてServiceを選択します。
日本郵便の発送方法に近いものは、下記の通りです。
- Economy shipping from outside US〔SAL便 または、SAL書留〕
- Standard shipping from outside US〔航空便、eパケット、eパケットライト〕
- Expedited shipping from outside US〔EMS〕
「Cost」:商品1つあたりの送料を設定します。
下記はそれぞれ設定してください。
● Each additional:
在庫を2個以上で出品し落札者が複数購入した場合の、
1つあたりの追加料金を設定します。
International shippingは入力しなくてもOKです。
● Offer additional service:
発送方法を追加設定する場合にクリックします。
※発送方法は、必ずしも上記3種類全てを設定しなくても構いません。
ダイソ-商品ですので、1行目にSAL,2行名にEMSを設定するとよいでしょう。
追跡番号がついていないと不安な方は、1行目にSAL書留、2行目にEMSの設定をしてもいいでしょう。
送料設定のポイント
送料の欄は、4行程度までしか設定を増やすことができません。
EMS、SALなど発送方法別に設定する場合、
アジアでもアフリカでも同じ送料になってしまいます。
また、EMSの送料をアジア、ヨーロッパ、アフリカと
個別に設定する場合、欄が4つまでしか増やせないため
SALの送料の設定ができません。
つまり欄を無限に増やすことができないため、
すべてを網羅できる設定ができないのが現状です。
このため、EMSなどの送料を国別に設定するか、
ヨーロッパやアジアなど地域をご自身で決めていただき、
「EMSの送料」「SALの送料」「イーパケットの送料」など
発送方法の種類別に送料を設定することになります。
3つのケースを解説しておきます。
ケ-ス1:全てWorldwideで設定
私はこのケース1で設定をしています。
「Shops to」(発送場所)を「Worldwide」(世界中)を選択するパターンです。
そして、送料はヨ-ロッパの送料を基準に設定しています。
なぜこのような設定をするのか?と言うと
この設定をするメリットは、設定が簡単なこと。
いちいち悩まなくてもいいですよね。
そして、アジア、ヨ-ロッパ、アフリカ、中東の中で
私の商品を購入してくれるバイヤ-は
ヨ-ロッパ人が多いため、ヨ-ロッパの送料を基準にしています
この設定のデメリットは、南米・アフリカ人バイヤ-が購入したら
設定の送料よりも実際の送料が高額になるため赤字になります。
その逆もあり、タイ人が購入したら、
アジア圏の送料で実際の送料は安くなるため その分利益にはなります。
(アジア圏の方が購入しても、差額分の送料は返金していません)
ケ-ス2:ダイソ-商品で発送方法はSALのみ
次のケースは、「Shops to」(発送場所)を
①ヨーロッパ、
②南米・アフリカ、
③アジア・オーストラリア
の3種類に分けるパターンです。
①ヨーロッパ +カナダ(アメリカと同じ送料で少し違いますが)+ロシアを選択
+オーストラリアも選択
送料は ヨーロッパの送料を入力します。
②は南米・アフリカの国を選択
(※Mexicoはアメリカと同じ送料ですが)
送料は 南米・アフリカを入力します。
③アジア(アジア+中国)とオ-ストラリアを入力
送料はアジア圏を入力します。
※オ-ストラリアはヨーロッパと同じ送料ですので
①に加えて下さい(2020年2月時点)
このように3種類に分けて、「Service」(発送方法)は、
すべてSAL economy shippingで設定します。
このケ-スでは、発送方法が1つなので、
全ての地域を網羅できる送料設定が可能となります。
ケ-ス3:SAL/SAL書留とEMSの発送方法
最後のパターンは、「Shops to」(発送場所)を
ヨーロッパ、南米・アメリカの2種類にして、アジアを設定しません。
そして、「Service」(発送方法)は、それぞれSAL便
またはSAL書留( Economy shipping from outside US)と
EMS便(Expedited shipping from outside US)に設定をします。
4パターンをみていきましょう。
1.ヨーロッパ +カナダ(アメリカと同じ送料で少し違いますが)+ロシアを選択
送料は ヨーロッパのSAL送料を入力します。
2.ヨーロッパ +カナダ(アメリカと同じ送料で少し違いますが)+ロシアを選択
送料は ヨーロッパのEMSの送料を入力します。
3.南米・アフリカの国を選択 (※Mexicoはアメリカと同じ送料ですが)
送料は 南米・アフリカをSALの送料入力します。
4.南米・アフリカの国を選択 (※Mexicoはアメリカと同じ送料ですが)
送料は 南米・アフリカをEMSの送料入力します。
このような設定の場合は「アジア圏の送料の設定はしない」
ということになります。
ご自身の取り扱う商品に応じて、
良く売れる国の送料設定を行うことをお勧めします。
ヨーロッパのバイヤーによく売れるなら、
送料設定はヨーロッパの設定に。
アジア圏のバイヤーに良く売れるなら、
送料設定はアジア圏の設定にしておくといいですよ。
3:Exclude shipping location 発送除外地の設定
次に、「Exclude shipping location」(発送除外地)の設定項目に移ります。
私はこの設定は行っていませんが、
多くの日本人セラ-はJapan日本を発送除外設定しています。
「日本人セラーに簡単に検索させないように」ということのようです。
実際は検索の際、発送地をアメリカにして(日本以外)検索すると
日本人セラ-の出品ペ-ジも検索結果に表示されてしまいますので、
特にこの設定を行わなくても大丈夫かもしれません。
4:Fees(手数料)を確認
次に「fees」(手数料)について確認しておきましょう。
この画像では$0.28となっていますが、
通常のセラ-の場合毎月50点程度の無料出品枠がもらえますので、
最近eBayでIDを取得した方は0ドルの表示だと思います。
List itemをクリックすると確認画面に映ります。
まとめ
さて、前回からebayへの初めての出品の解説をしてきましたが、
いかがでしょうか。
長いステップのようですが、
慣れればあっという間にできる作業なので、
どんどん出品していきましょう。